「ゴー・ダバシ!-まちとアートの実験室-」は、完成した作品を一般の来場者が見に行く通常のイベントではなく、名古屋市南区の内田橋商店街と連携する文化芸術企画の公募です。応募を検討する人は、応募資格、商店街との関係性、市民への公開方法、実施期間、最大50万円の企画支援金の条件を確認しましょう。
本記事は公開・更新日時点の情報をもとに整理しています。日程・料金・営業時間・チケット・交通情報などは変更される場合があるため、公式サイトや主催者発表もあわせてご確認ください。
- ゴー・ダバシ!へ応募できる個人・団体の条件
- 最大50万円の企画支援金と対象になる経費
- 応募締切、必要書類、審査、相談会の流れ
ゴー・ダバシ!2026は一般イベントではなくアート企画の公募
ゴー・ダバシ!2026は、アーティストや企画者がアイデアを提案し、採択後に内田橋商店街や地域と調整しながら企画を試行するプロジェクトです。
2026年7月から8月に行われるのは、主に企画を実施する個人・団体の募集です。募集期間中に内田橋商店街へ行けば、作品や公演をいつでも観覧できるという催しではありません。
⚠️ 一般来場イベントの開催案内ではありません
応募者を選ぶ公募と、採択後に行われる企画の公開は別の段階です。一般向けの開催日、観覧方法、予約の要否などは、採択企画が決まった後の公式発表を確認してください。
内田橋商店街を舞台に企画を提案・試行するプロジェクト
募集対象となるのは、内田橋商店街で実施する企画、または内田橋商店街を取り上げて行う文化芸術企画です。
美術、音楽、演劇、舞踊、映像、展示、公演、アートプロジェクト、イベントなど、芸術分野や企画形式は限定されていません。オンラインを活用した企画も対象になり得ますが、内田橋商店街との具体的な関係性が必要です。
プロジェクトの概要や相談会の最新状況は、クリエイティブ・リンク・ナゴヤの公式ページで確認できます。
採択企画は市民への公開を前提としている
募集要項では、対象となる活動について「市民に公開されるもの」であることが条件として示されています。
ただし、市民への公開が条件であることと、期間中いつでも自由に観覧できることは同じではありません。企画によって、開催日が限定される、事前申込や予約が必要になる、定員が設けられるといった可能性があります。
具体的な公開日、会場、申込方法、観覧条件は、採択企画の発表後に確認してください。
企画の実施期間は2026年9月14日から12月13日まで
企画の申請受付は、2026年7月22日10時から8月25日正午までです。書類審査とオンライン面談を経て、採択された企画は9月14日から12月13日までの期間に制作、リサーチ、トライアルを行います。
一般向けの区民まつりや子ども向けイベントを探している場合は、名古屋市内の一般向け地域イベントを探す方法も参考にしてください。
ゴー・ダバシ!へ応募できる人・団体の条件
法人格を持つ会社や大規模な芸術団体だけを対象とした制度ではありません。個人でも団体でも申請できますが、年齢、名古屋市との関係、事務処理への対応などの条件があります。
応募前に確認したい主な条件
- 申請する企画を自ら主催する個人または団体である
- 個人の場合は本人、団体の場合は代表者が2026年8月25日時点で18歳以上である
- 名古屋市在住・在勤、市内を主な活動拠点とする、今後も市内で活動する意欲がある、のいずれかに該当する
- 企画に関する経理や事務に適切に対応できる
- 一次審査を通過した場合、2026年9月6日のオンライン面談へ参加できる
- 2026年9月14日から12月13日までの期間に企画を実施できる
- 募集要項に記載された申請資格の除外条件に該当しない
個人・団体を問わないが名古屋市との関係が必要
申請できるのは、名古屋市に住んでいる人だけではありません。名古屋市内で働いている人、市内を主な活動拠点としている人、今後も名古屋市内で活動する意欲がある人も対象です。
名古屋市外に住んでいる場合でも、市内での活動状況や今後の計画によっては応募条件を満たす可能性があります。どの条件に該当するか判断しにくい場合は、申請前に公式の相談会や事務局で確認しましょう。
申請者または団体代表者は18歳以上が条件
個人で申請する場合は本人、団体で申請する場合は代表者が、2026年8月25日時点で18歳以上である必要があります。
団体については法人格の有無を問わないため、小規模なグループや任意団体も申請できます。ただし、団体を代表して申請、予算管理、事務局との連絡、実績報告を行う人を明確にしておく必要があります。
39歳以下は応募条件ではなく、採択予定3件程度のうち2件の優先枠
採択予定は3件程度で、そのうち2件は、個人の場合は本人、団体の場合は代表者が39歳以下の申請を優先するとされています。
39歳以下でなければ応募できない制度ではありません。40歳以上の個人や、代表者が40歳以上の団体も申請できます。
39歳以下であることだけで採択が決まるわけでもありません。創造性、アイディア力、地域連携力、将来性、実現性などを含めて審査されます。
職員や過去の対象助成採択者などは申請できない
募集要項では、反社会的勢力に該当する人や団体のほか、クリエイティブ・リンク・ナゴヤの職員、名古屋市職員は申請資格がないとされています。
過去に「クリエイティブ・リンク・ナゴヤ社会連携活動助成」に採択されたことがある人や団体も対象外です。また、申請者自身が政治活動や宗教活動を目的としていないことも資格条件に含まれます。
名称が似た別の助成制度を利用したことがある場合は、対象となる過去採択歴に該当するか募集要項で確認してください。
募集対象となる企画と対象外となる活動
募集対象は、内田橋商店街で実施するか、内田橋商店街を取り上げて行う、市民に公開される文化芸術企画です。応募者が条件を満たしていても、企画の内容が募集目的と合わなければ対象になりません。
対象になり得る企画
内田橋商店街の地域性を取り入れ、商店街や地域と連携しながら、市民へ成果を公開する文化芸術企画です。
対象外となる主な活動
営利を主目的とする活動、教室や学生サークルなどの講習会・発表会、安全性を確保できない企画、政治・宗教の宣伝を目的とする活動などです。
内田橋商店街で行うか商店街を取り上げる文化芸術企画
実施場所が内田橋商店街である場合だけでなく、内田橋商店街を題材として取り上げる企画も対象に含まれます。
たとえば、商店街の歴史や人のつながりを題材にした作品、地域住民と一緒に制作する企画、商店や通りの特徴を生かした公演や展示などが考えられます。
これらは募集条件から考えられる例であり、採択を保証する企画例ではありません。具体的な内容は正式な審査によって判断されます。
地域性・市民公開・商店街との連携が判断ポイント
審査では、企画そのものの新しさに加え、内田橋商店街の地域性を生かしているか、商店街と連携して実施する意思があるかも確認されます。
企画書では、次の点を具体的に説明できるようにしましょう。
- なぜ内田橋商店街で行う必要があるのか
- 商店街や地域住民とどのように関わるのか
- 市民へどのような形で成果を公開するのか
- 実施場所や安全管理について、どのような調整が必要か
- 実施期間内に制作・公開できるスケジュールになっているか
- 必要経費の金額と用途を説明できるか
営利目的・講習会・安全性に問題がある企画などは対象外
募集要項では「営利を主目的とするもの」が対象外です。参加費や販売収入を予定しており、営利目的に当たるか判断しにくい企画は、自己判断せず事務局へ確認してください。
教室、学生サークル、同好会、単独の流派などが行う稽古事や習い事の講習会・発表会、成果の還元先が特定の団体に限られる活動も対象外です。
このほか、名古屋市や名古屋市が出資する法人から別の補助・助成を受ける企画、特定企業名をタイトルに付ける冠公演、安全性が担保されていない企画、政治・宗教の宣伝を目的とする活動、慈善事業への寄付を主目的とする企画なども申請できません。
最大50万円の企画支援金と対象経費
採択企画には、1件あたり最大50万円の企画支援金が用意されています。ただし、最大50万円は上限額であり、採択されたすべての企画へ50万円が一律に支給されるわけではありません。
⚠️ 「最大50万円」は満額支給の保証ではありません
実際の支給額には、全体の申請状況や審査結果が反映されます。採択された場合でも、申請した金額の満額が支給されないことがあります。
最大50万円は満額支給を保証する金額ではない
企画支援金を申請するときは、必要な費用を具体的に積算し、収支予算書へ記載します。
上限額に合わせて予算を膨らませるのではなく、企画の規模や実施内容に合った金額を計算し、各費用が必要な理由を説明できる状態にしておくことが大切です。
制作費・会場費・保険・広報費・著作権料などが対象
対象経費となるのは、原則として2026年9月14日から12月13日までに支払いを完了した費用です。主な対象費目は次のとおりです。
- 企画制作費
- 作品制作費、作品実演費、機材などの賃借料、消耗品費
- 出演料、講師謝金、通訳謝金、外注プロデューサーへの謝金
- 会場使用料、稽古場・作業工房などの使用料
- 郵送料、道具・楽器・作品などの運搬費
- 国内外の交通費、宿泊費
- ウェブサイト、ポスター、パンフレットなどの広報費
- 展示品保険、イベント保険
- 著作権料、著作権手続きに必要な費用
申請者自身の人件費は、企画制作費として申請できます。認められる費目の例には、企画プラン料、作品制作費、出演料、報償費、コーディネート費、制作人件費などがあります。
企画制作費以外は、原則として外部発注にかかる費用のみが対象です。申請者自身が行った業務への支払いは、企画制作費以外の費目では対象になりません。
申請者自身の交通費と宿泊費は、個人の場合は7万円、団体の場合は15万円が上限です。表に記載されていない経費を予定している場合は、申請前に事務局へ確認してください。
原則は後払いで前払いは支援金の80%が上限
企画支援金は、原則として企画終了後に支払われます。報告書、領収書、請求書、支払い明細などの確認後に交付されるため、通常は企画の実施費用を申請者がいったん立て替える必要があります。
見積書など、金額の裏付けが分かる資料を提出した場合は、対象事業につき1回に限り、企画支援金の80%を上限とする前払いを申請できます。
前払いを利用しても全額を先に受け取れるわけではありません。採択後に資金不足で企画を進められなくならないよう、自己資金、支払い時期、前払い後に残る自己負担を確認しましょう。
応募期間・必要書類・審査の流れ
応募期間は2026年7月22日10時から8月25日正午までです。締切は8月25日の夜ではなく正午なので、提出時刻を間違えないよう注意してください。
応募は7月22日10時から8月25日正午まで
企画エントリーフォームは、2026年7月22日に公開される予定です。申請前に、ゴー・ダバシ!の公式募集要項を確認してください。
提出直前に企画書の修正やファイル容量の調整が必要になる可能性があります。締切当日に初めてアップロードするのではなく、余裕を持って準備しましょう。
企画申請書・予算書・企画プラン・活動実績資料を提出
申請には、次の4点をそろえる必要があります。
- 申請フォームへ入力する企画申請書
- 第1号様式の収支予算書
- A4サイズ5枚までの企画プラン
- 過去の活動実績を示す資料(任意様式・5枚まで)
活動実績資料には、過去のチラシ、プログラム、カタログ、団体パンフレットなどを使用できます。各提出物のファイル容量は10MB以下です。
1申請者につき最大3件まで申請できますが、採択されるのは1申請者につき1件までです。複数案を申請する場合は、それぞれの企画内容と予算を明確に分けてください。
書類審査後は9月6日に5分間のオンライン説明
一次審査は申請書類をもとに行われ、結果は2026年9月3日までにメールで通知される予定です。
一次審査を通過した申請者は、9月6日の10時から19時までの間に設定されるZoomでのオンライン面談へ参加します。面談では企画内容を5分間で説明し、その後に審査員からの質疑応答が行われます。説明時には資料の画面共有も可能です。
評価項目は、創造性、アイディア力、地域連携力、将来性、実現性の5つです。特に、創造的・実験的な取り組みか、地域住民や市民の関心を刺激するかが重視されます。
相談会・勉強会と採択後に必要な対応
募集説明会、勉強会、個別相談会、出張相談会が設定されていますが、勉強会への参加は応募条件ではありません。催しによって予約の要否が異なり、定員に達した場合は受付が終了します。
勉強会への参加は任意で応募条件ではない
勉強会へ参加しなかったことを理由に、応募できなくなるわけではありません。相談会についても、参加すれば審査で有利になるという案内はありません。
2026年7月16日時点で案内されている主な日程は次のとおりです。
| 催し | 日時 | 参加方法・状況 |
|---|---|---|
| 募集説明会 | 2026年7月16日 19時~20時 | 要予約・最新の受付状況を公式ページで確認 |
| 勉強会Vol.1 | 2026年7月19日 18時~20時 | 定員到達のため受付終了 |
| オンライン個別相談会 | 2026年7月23日 12時~16時、8月6日 16時~20時 | 要予約・1組15分程度 |
| 出張相談会 | 2026年7月25日 12時~16時 | 予約不要 |
| 勉強会Vol.2 | 2026年7月31日 19時~20時30分 | 要予約・最新の受付状況を公式ページで確認 |
日程や募集概要は、名古屋市の公式発表でも確認できます。予約の空席状況は変わるため、参加前に最新情報を確認してください。
会場や商店街との調整は採択後にサポートされる
採択企画には、クリエイティブ・リンク・ナゴヤのスタッフやメンターによる伴走支援があります。
内田橋商店街との調整、会場探し、実現方法について相談できるほか、必要に応じてメンターへ1申請者につき2回程度相談できます。公式のオウンドメディアなどによる広報支援も予定されています。
ただし、応募者が商店街内の好きな場所を無条件で使用できるわけではありません。店舗、道路、空きスペース、施設などを使う場合は、所有者や管理者との調整、必要な許可、安全確認が必要です。
安全管理・保険・著作権・報告条件も応募前に確認する
人が集まる公演やワークショップ、屋外展示、機材を使用する企画では、安全管理、施設の使用条件、事故や破損に備えた保険を確認してください。安全性が担保されていない企画や、安全性が不安視される企画は対象外です。
著作権料と著作権手続き費用は対象経費に含まれます。一方で、作品自体の著作権の帰属、写真や映像など記録物の具体的な二次利用条件は、募集要項だけでは判断できない部分があります。既存作品、音楽、映像、写真、キャラクターなどを使う場合は、申請前に必要な許諾と利用条件を確認しましょう。
採択後に作成する企画の広報物には、クリエイティブ・リンク・ナゴヤの名義を指定された形式で表示する必要があります。採択者の団体名、個人名、アーティスト名、顔写真などが、報告書や広報で使用される場合もあります。
企画完了後は、領収書、請求書、支払い明細などを添えて、実施完了日から14日以内に報告書を提出します。提出した証憑は申請者が5年間保管し、領収書に記載される名称は申請者名と一致させる必要があります。
2027年1月に予定される報告会への参加、事務局との打ち合わせや進捗報告、ヒアリングやアンケートへの協力も採択後の対応に含まれます。
よくある質問(FAQ)
39歳を超えていてもゴー・ダバシ!へ応募できますか?
応募できます。採択予定3件程度のうち2件で、本人または団体代表者が39歳以下の申請を優先する制度です。39歳以下であることは、すべての申請者に共通する応募条件ではありません。
名古屋市外に住んでいても応募できますか?
名古屋市外に住んでいても応募できます。ただし、名古屋市内を主な活動拠点としている、今後も名古屋市内で活動する意欲があるなど、募集要項に記載された条件のいずれかを満たす必要があります。
勉強会や相談会へ参加しないと応募できませんか?
勉強会や相談会に参加しなくても応募できます。勉強会への参加は任意で、相談会も応募条件ではありません。
採択されれば50万円を先に受け取れますか?
50万円を必ず先に受け取れるわけではありません。50万円は企画支援金の上限であり、満額支給は保証されません。支援金は原則として企画終了後に支払われますが、見積書などを提出した場合は、1回に限り支援金の80%までの前払いを申請できます。
採択企画は誰でも見られますか?
対象企画は市民への公開が条件です。ただし、開催日時、定員、予約、観覧場所などの公開方法は企画ごとに異なる可能性があります。採択企画の発表後に公式情報を確認してください。
過去にクリエイティブ・リンク・ナゴヤの助成を受けていても応募できますか?
過去に「クリエイティブ・リンク・ナゴヤ社会連携活動助成」に採択されたことがある人や団体は申請資格がありません。ほかの助成制度を利用した場合の扱いは、正式名称を確認したうえで事務局へ問い合わせてください。
まとめ:ゴー・ダバシ!2026へ応募する前に条件を確認しよう
ゴー・ダバシ!2026の主なポイントは次のとおりです。
- 一般向けイベントではなく企画公募:アーティストや企画者が、内田橋商店街と連携する文化芸術企画を提案するプロジェクトです。
- 応募期間は8月25日正午まで:受付は2026年7月22日10時から8月25日正午までです。
- 個人・団体のどちらでも応募可能:18歳以上、名古屋市との関係、事務対応能力、二次審査への参加などの条件があります。
- 39歳以下は一部採択枠の優先条件:39歳以下でなければ応募できない制度ではありません。
- 企画支援金は最大50万円:満額支給は保証されず、原則として企画終了後の支払いです。
- 商店街との連携と市民公開が必要:地域性、安全性、実現性、予算を企画書で説明する必要があります。
- 採択後も報告などが必要:進捗報告、報告会への参加、完了後14日以内の報告書提出などが求められます。
企画の面白さだけでなく、地域との関わり方、実施場所、予算、立替資金、保険、著作権、採択後の報告まで含めて実現可能かを確認してから申請しましょう。
応募フォーム、相談会の空席、募集要項の更新状況は変わる可能性があります。提出前に必ず公式情報を確認してください。

名古屋在住。IT業界15年の経験を活かし、生活に役立つ情報を実体験ベースで発信しています。







