給湯器のリモコン画面が急に消えたり、電源を押しても反応しなかったりすると、「お湯が使えないのでは」「給湯器が壊れたのでは」と不安になりますよね。
- 給湯器リモコンがつかないときに最初に確認する順番
- 停電・ブレーカー・本体電源・表示の節電を切り分けるポイント
- 賃貸で管理会社や貸主へ連絡する前に整理しておきたいこと
こんな方におすすめの記事です
- 名古屋周辺で給湯器リモコンの画面が消えて困っている方
- 停電後・掃除後・引っ越し直後に給湯器の電源が入らなくなった方
- 賃貸住宅で、管理会社へ連絡すべきか迷っている方
本記事では、給湯器リモコンがつかないときの確認ポイントを、名古屋周辺の家庭・賃貸暮らし向けにわかりやすく解説します。(専門知識は不要です!)
注:この記事では、一般家庭が安全に確認できる範囲を扱います。リモコン配線、給湯器本体内部、基板、ガス配管、給排気設備の修理手順は扱いません。
⚠️ 先に確認:配線や本体内部には触らないでください
給湯器は電気・ガス・水まわりが関係する設備です。リモコンがつかない場合でも、リモコン配線のつなぎ直し、本体内部の分解、基板交換、ガスまわりの作業は行わないでください。日本ガス協会も、ガス風呂がま・ガス湯沸器などの設置では適正な給排気設備や資格が必要であり、給排気設備に不備があると一酸化炭素中毒のおそれがあると案内しています。詳しくは日本ガス協会「ガス機器の設置工事について」をご確認ください。
給湯器リモコンがつかないときは、まず3つを確認する
給湯器リモコンがつかないときは、いきなり故障と決めつけず、まずは次の3つを確認します。
この3つを見るだけでも、「表示だけの問題なのか」「給湯器本体に電源が来ていないのか」「リモコン側の不具合なのか」をかなり絞り込みやすくなります。
お湯が出るかどうかを確認する
最初に確認したいのは、蛇口からお湯が出るかどうかです。
お湯が出る場合は、給湯器本体が完全に止まっているわけではなく、リモコン表示の節電機能やリモコン側の不具合が関係している可能性があります。一方で、お湯も出ない場合は、給湯器本体の電源、ブレーカー、停電なども確認対象になります。
ノーリツ公式FAQでも、「お湯が出る場合」と「お湯が出ない場合」で確認内容を分けて案内しています。
お湯が出る場合
表示の節電機能、リモコン本体、リモコンコードなどが関係している可能性があります。画面が消えていても、給湯器本体は動いているケースがあります。
お湯が出ない場合
給湯器本体への電源供給、電源コンセント、室内ブレーカー、停電なども確認対象になります。
家全体の電気が使えるか確認する
次に、照明、冷蔵庫、電子レンジ、エアコンなど、家のほかの電気が使えるか確認します。
家全体の電気が消えている場合は、給湯器だけでなく停電やメインブレーカーが関係している可能性があります。部屋の一部だけ電気が使えない場合は、分電盤の個別ブレーカーが落ちていることもあります。
名古屋周辺で広い範囲の停電が疑われる場合は、中部電力パワーグリッドの停電情報で、地域ごとの停電状況を確認できます。
台所リモコンと浴室リモコンのどちらが消えているか見る
給湯器リモコンは、台所と浴室の2か所に付いていることがあります。両方ある場合は、片方だけつかないのか、両方ともつかないのかを確認しましょう。
片方だけつかない場合は、そのリモコン本体や接続側の不具合が疑われます。両方ともつかない場合は、給湯器本体への電源供給や本体側のトラブルも考えます。
ただし、この段階でリモコンを外したり、配線を確認したりする必要はありません。見える範囲で「どちらが消えているか」を確認するだけで十分です。
画面が消えただけなら、表示の節電や設定の可能性もある
リモコンの画面が消えていると故障に見えますが、実際には「表示の節電機能」が働いているだけの場合もあります。
お湯が出るなら「表示の節電」も確認する
ノーリツ公式FAQでは、お湯を使わないまま約10分が経過すると、自動的に画面表示が消える機能があると案内されています。このとき、運転ランプは点灯している場合があります。
また、ふろ自動や追いだきなど、おふろ関連の機能を使った場合は、約60分後に浴室リモコンの表示が消える場合があるとされています。詳しくはノーリツ公式FAQ「お湯は使えるが、リモコンの表示が勝手に消える」をご確認ください。
💡 リモコンの節電表示は「スマホ画面の自動消灯」に近い
給湯器リモコンの表示の節電は、スマホをしばらく触らないと画面が暗くなる仕組みに近いものです。画面が消えていても、本体が完全に壊れたとは限りません。ただし、運転スイッチを押しても反応しない、お湯も出ない、複数のリモコンが全部消えている場合は、別の原因も考える必要があります。
運転スイッチを押しても反応しない場合は故障寄り
表示の節電であれば、運転スイッチを押したり、お湯を出したりすると表示が戻る場合があります。
反対に、運転スイッチを押しても何も反応しない、ランプも点かない、台所と浴室の両方で表示が出ない場合は、単なる節電表示ではなく、電源供給やリモコン側の不具合を疑います。
このとき大切なのは、原因を決めつけないことです。「画面が消えたからリモコン交換で直る」とは限りません。リモコン本体、リモコンコード、給湯器本体、電源コンセント、ブレーカーなど、複数の可能性があります。
時計表示や設定が消えた場合は停電後の影響も考える
停電後やブレーカーを落とした後に、リモコンの時計表示や一部設定がリセットされたように見えることがあります。
この場合は、使用しているメーカー・機種の取扱説明書で、停電後の表示や設定について確認するのが安全です。メーカーや機種によって表示や復帰方法が異なるため、別機種の情報をそのまま当てはめないようにしましょう。
電源が入らないときに確認する場所
リモコンの電源が入らず、お湯も出ない場合は、給湯器本体に電気が届いているかを確認します。ここでも、見える範囲・安全に触れる範囲に限定してください。
ブレーカーが落ちていないか確認する
まず分電盤を見て、メインブレーカーや個別ブレーカーが落ちていないか確認します。
給湯器だけでなく、キッチン、浴室、洗面所まわりの電気がまとめて使えない場合は、関連する回路のブレーカーが落ちている可能性があります。
⚠️ ブレーカーがすぐ落ちる場合は繰り返さない
ブレーカーを戻してもすぐに落ちる場合、漏電や機器不良が関係している可能性があります。何度も入れ直すのは避け、賃貸なら管理会社・貸主、持ち家なら電気工事店やメーカー窓口などへ相談してください。
給湯器本体のコンセントが抜けていないか見る
屋外の壁掛け給湯器や、マンションのパイプシャフト内に給湯器がある場合、給湯器本体の近くに電源コンセントがあることがあります。
ノーリツ公式FAQでは、お湯が出ない場合、給湯機器の電源コンセントの位置を確認し、機器本体から出ている電源コンセントを一度抜いて、10秒〜20秒経ってから再度差し込む確認が案内されています。マンション等でコンセントがない場合は、室内ブレーカーを落とす案内もあります。
また、パロマ公式FAQでも、すべてのリモコンで操作できないときは、電源コンセントが抜けていないかを確認し、コンセントを一旦抜いて再度接続することが案内されています。詳しくはパロマ公式FAQをご確認ください。
本体電源まわりで見るポイント
- 給湯器本体の電源プラグが抜けていないか
- コンセント周辺が濡れていないか
- プラグやコードに焦げ、変色、破損がないか
- 無理な姿勢で触る必要がない場所か
- マンションで本体コンセントが見えない場合は、室内ブレーカー側で確認する
濡れている、焦げ臭い、破損している、手が届きにくい場所にある場合は、無理に触らないでください。
停電後は地域の停電情報も確認する
停電後に給湯器リモコンがつかない場合は、家の中だけでなく、地域の停電状況も確認しておくと安心です。
名古屋周辺では、中部電力パワーグリッドの停電情報ページで、県・市区町村別の停電情報を確認できます。自宅周辺で停電が続いている場合は、給湯器側の故障ではなく、電源供給そのものが原因の可能性があります。
一方で、近隣の電気は復旧しているのに自宅だけ電気が使えない場合は、ブレーカーや建物側の設備を確認する流れになります。
片方だけつかない・全部つかない場合の見分け方
給湯器リモコンの不具合は、「片方だけつかない」のか「すべてのリモコンがつかない」のかで、疑う場所が変わります。
片方だけ消えている場合はリモコン側の不具合も疑う
台所リモコンだけつかない、浴室リモコンだけ反応しないという場合は、そのリモコン本体やリモコンコード側の不具合が疑われます。
パロマ公式FAQでも、特定のリモコンだけが操作できない場合は、リモコン故障が考えられると案内されています。
ただし、ここでリモコンを壁から外したり、配線をつなぎ直したりする必要はありません。家庭で確認するのは、「どちらのリモコンが反応しないか」「いつから起きたか」「掃除や工事の後か」までで十分です。
すべてのリモコンが消えている場合は本体電源側も確認する
台所と浴室の両方のリモコンが消えている場合は、リモコン単体ではなく、給湯器本体側や電源供給の問題も考えます。
たとえば、停電、ブレーカー、給湯器本体の電源プラグ、屋外コンセント、マンションの設備側などです。
この場合は、前の章で紹介したブレーカーや本体電源の確認を行い、それでも改善しなければメーカーや管理会社などへの相談に切り替えましょう。
お湯は出るのに画面だけ消える場合の注意点
お湯は出るのにリモコン画面だけが消えている場合、表示の節電機能の可能性があります。
ただし、表示が戻らないまま使い続けると、設定温度や運転状態を確認しにくくなります。特に小さな子どもや高齢の家族がいる家庭では、温度設定が見えない状態は不安につながります。
運転スイッチを押しても戻らない、複数回起きる、片方だけずっと表示されない場合は、早めにメーカーの取扱説明書やサポート情報を確認しましょう。
賃貸・引っ越し直後・掃除後は連絡先と状況整理が大事
名古屋周辺で一人暮らしや賃貸暮らしをしている場合、給湯器リモコンがつかないときは「自分で業者を呼ぶ前に、誰へ連絡するか」を確認することが大切です。
賃貸では先に管理会社・貸主・緊急連絡先を確認する
賃貸住宅では、給湯器が部屋の設備として貸主側の管理対象になっていることが多くあります。そのため、自己判断で修理を依頼する前に、契約書、入居時資料、管理会社アプリ、緊急連絡先を確認しましょう。
名古屋市住宅供給公社の案内では、市営住宅・定住促進住宅・公社賃貸住宅において、土日祝日や夜間など時間外に発生した特に緊急を要する修繕は「時間外緊急センター」で受け付けるとされています。ただし、修繕内容によっては翌日以降になる場合や、修繕費が入居者負担になる場合もあると案内されています。対象住宅の方は、詳しくは名古屋市住宅供給公社の時間外緊急修繕ページをご確認ください。
これから名古屋で一人暮らしを始める方は、入居時の設備確認とあわせて、名古屋で一人暮らしを始めるときの住まい・初期費用チェックも参考になります。
引っ越し直後はブレーカー・ガス開栓・電源まわりを確認する
引っ越し直後に給湯器リモコンがつかない場合は、故障以外にも確認したいことがあります。
引っ越し直後に確認したいこと
- 電気の契約・通電が済んでいるか
- 分電盤のブレーカーが上がっているか
- ガスの開栓手続きが済んでいるか
- 給湯器本体の電源が入っているか
- 前の入居者や管理会社がブレーカーを落としたままにしていないか
新生活の準備とあわせて、通信・家電・生活用品なども見直す場合は、名古屋の新生活応援キャンペーン比較もあわせて確認しておくと便利です。
掃除後・外壁作業後はコンセントや周辺状況を見る
掃除後や外壁作業後、ベランダ作業後に給湯器リモコンがつかなくなった場合は、給湯器本体周辺の電源プラグやコンセントまわりを見える範囲で確認します。
たとえば、掃除中に電源プラグへ触れてしまった、外壁作業でブレーカーを落とした、パイプシャフト内の作業後に電源が戻っていない、といったケースが考えられます。
ただし、共用部やパイプシャフト内の設備は、入居者が自由に触ってよい場所とは限りません。賃貸やマンションでは、管理会社や管理組合のルールに従ってください。
ここから先は触らない:相談に切り替える目安
給湯器リモコンがつかないとき、自分で確認できるのは「停電」「ブレーカー」「見える範囲の本体電源」「表示の節電」「どのリモコンが消えているか」までです。
それ以上の原因調査は、無理に進めない方が安全です。
配線・本体内部・基板には触らない
リモコンの裏側、リモコンコード、給湯器本体のカバー内部、基板、ガス配管、給排気まわりには触らないでください。
特に、ガス機器は給排気や設置状態が安全性に関わります。日本ガス協会は、ガス風呂がま・ガス湯沸器等の設置には法令により適正な給排気設備の設置が義務づけられていること、給排気設備に不備があると一酸化炭素中毒のおそれがあること、工事には国で定められた資格が必要であることを案内しています。
すぐ相談した方がよい症状
次のような症状がある場合は、自分で確認を続けず、相談に切り替えてください。
⚠️ 相談に切り替える目安
- 焦げ臭い、煙のようなにおいがする
- ブレーカーを戻してもすぐ落ちる
- 給湯器本体やコンセントまわりが濡れている
- 電源プラグやコードに焦げ、変色、破損がある
- 台所・浴室のリモコンが両方ともまったく反応しない
- エラー表示が出ている
- 給湯器本体から異音がする
- ガス臭い、水漏れしている
- 賃貸で共用部やパイプシャフト内を触る必要がある
これらは、見た目以上に危険を伴う場合があります。無理に原因を探るより、状況をメモして相談した方がスムーズです。
相談前にメモしておく情報
メーカーや管理会社へ相談するときは、次の情報を整理しておくと話が伝わりやすくなります。
相談前にメモしておくこと
- 給湯器のメーカー名
- 給湯器本体やリモコンの型番
- 台所リモコン・浴室リモコンのどちらがつかないか
- お湯が出るか、まったく出ないか
- 停電後、掃除後、引っ越し直後など、発生したタイミング
- ブレーカーを確認したか
- エラー表示があるか
- 賃貸か持ち家か
賃貸の場合は、まず管理会社・貸主・入居者向け緊急連絡先へ状況を伝えましょう。持ち家の場合は、使用しているメーカーのサポート、施工業者、ガス会社、電気工事店など、状況に応じた相談先を確認します。
よくある質問(FAQ)
給湯器リモコンがつかないのに、お湯は出ます。故障ですか?
表示の節電機能の可能性もあります。運転スイッチを押す、またはお湯を出すことで表示が戻る場合があります。ただし、表示が戻らない、片方のリモコンだけずっと反応しない場合は、リモコン本体や接続側の不具合も考えられます。
給湯器のコンセントを抜き差ししても大丈夫ですか?
メーカー公式FAQでは、給湯器本体の電源プラグを一度抜いて、一定時間後に差し直す確認が案内されている場合があります。ただし、濡れ、焦げ、破損がある場合や、無理な姿勢で触る必要がある場合は触らないでください。
ブレーカーを戻してもすぐ落ちる場合はどうしますか?
漏電や機器不良の可能性があるため、何度も入れ直さないでください。賃貸なら管理会社・貸主、持ち家なら電気工事店やメーカー窓口などへ相談する流れにします。
賃貸で給湯器リモコンがつかない場合、誰に連絡しますか?
まず契約書、入居時資料、管理会社アプリ、緊急連絡先を確認します。自己判断で修理依頼をする前に、管理会社・貸主へ状況を伝えるのが基本です。
リモコン交換だけで必ず直りますか?
必ず直るとは限りません。リモコン本体、リモコンコード、給湯器本体、電源供給、ブレーカーなど複数の可能性があります。確認しても改善しない場合は、内部や配線に触らず相談してください。
まとめ:給湯器リモコンがつかないときは安全に切り分けよう
この記事では、給湯器リモコンがつかない、画面が消えた、電源が入らないときの確認ポイントを解説しました。
- まずはお湯が出るか確認する:お湯が出る場合は表示の節電やリモコン側、お湯が出ない場合は本体電源やブレーカーも確認対象になります。
「お湯が出るかどうか」は、最初の切り分けとしてとても重要です。
- 停電・ブレーカー・本体電源を見える範囲で確認する:名古屋周辺では中部電力パワーグリッドの停電情報も確認できます。
ただし、濡れたコンセントや焦げたプラグには触らないでください。
- 片方だけか全部つかないかを見る:片方だけならリモコン側、全部なら本体電源側も疑います。
配線や本体内部を確認する必要はありません。
- 賃貸では先に管理会社・貸主へ連絡する:自己判断で修理依頼を進める前に、契約書や入居時資料の緊急連絡先を確認しましょう。
費用負担や修理手配の流れが決まっている場合があります。
- 危ない症状があれば相談に切り替える:焦げ臭い、ブレーカーがすぐ落ちる、濡れている、異音がする、ガス臭いなどの場合は、無理に触らないことが大切です。
安全に確認できる範囲を超えたら、早めに相談しましょう。
給湯器リモコンがつかないときは、焦ってリモコン交換や本体故障と決めつける必要はありません。停電、ブレーカー、本体電源、表示の節電、リモコン片方だけの不具合を順番に確認すると、相談時にも状況を伝えやすくなります。
ただし、配線・本体内部・ガスまわりには触らず、改善しない場合は管理会社、貸主、メーカー、施工業者などへ相談してください。

