給湯器のリモコンに急に数字が出たら、まずリモコン画面を写真で残し、表示された数字・症状・発生タイミングをメモしましょう。「88」「888」は点検時期のお知らせとして案内されるケースがありますが、通常のエラーコードは機種ごとに意味が異なるため、何度もリセットして使い続けるのは避けるのが安全です。
- 給湯器のエラーコードや数字表示が出たときに、まず何を確認すればよいかが分かります
- 「88」「888」が出たときの基本的な見方と、通常のエラーコードとの違いが分かります
- 管理会社・メーカー・ガス会社などへ連絡する前に、何をメモしておくとよいかが分かります
こんな方におすすめの記事です
- 名古屋周辺で給湯器のリモコンに数字や点滅表示が出て困っている方
- お湯が出ない、温度が安定しない、追いだきが使えないなどの症状がある方
- 管理会社やメーカーに連絡する前に、状況を整理しておきたい方
本記事では、給湯器のエラーコードが出たときの見方と相談前メモについて、一般家庭向けにわかりやすく整理します。(専門知識は不要です!)
給湯器のエラーコードが出たら、まず数字を消さずにメモする
給湯器のエラーコードが出たときは、表示を消す前に、数字・点滅の有無・症状を残すことが最初の対応です。
エラーコードは、給湯器が異常や点検時期を知らせるためのサインです。あとから相談するときに数字が分からないと、「どのような状態だったのか」を説明しにくくなります。
最初にやることは「写真を撮る」「数字を控える」
まず、スマートフォンでリモコン画面を撮影しておきましょう。数字だけでなく、点滅しているか、浴室リモコンと台所リモコンのどちらに出ているかも分かるように撮ると便利です。
最初に控えておきたい内容
- 表示された数字やアルファベット
- 点滅しているか、点灯しているか
- 表示が出た日時
- お湯を使っていた場所
- どの操作をした直後に出たか
- 同じ表示が何回出ているか
たとえば「夜にお風呂を入れようとしたら、浴室リモコンに111が点滅した」「朝、台所でお湯を出そうとしたら888が表示されていた」のように、状況を短く残しておくだけでも相談がスムーズになります。
お湯が出るか、追いだきだけ使えないかを分けて確認する
同じ「給湯器の不調」でも、症状はいくつかに分かれます。相談前には、どの機能に問題があるのかを分けて確認しましょう。
お湯全体に問題があるケース
台所・洗面所・浴室のどこでもお湯が出ない、またはすぐ水になる状態です。ガスや給水、給湯器本体の不具合など、広い範囲の確認が必要になります。
一部の機能だけ使えないケース
シャワーは使えるが追いだきだけできない、台所ではお湯が出るが浴室で不安定など、機能や場所が限定される状態です。
「お湯が出ない」とだけ伝えるよりも、「台所は出るが浴室だけ出ない」「追いだきだけエラーになる」と伝えた方が、原因を絞り込みやすくなります。
焦って何度も操作するより、状況を残す方が大切
エラーコードが出ると、電源を入れ直したり、リモコンを何度も操作したりしたくなるかもしれません。しかし、表示を消してしまうと、あとから数字を確認できなくなることがあります。
一度表示が消えても、原因が解消していない場合は同じエラーが繰り返されることがあります。まずは写真とメモを残し、その後で取扱説明書やメーカー公式情報を確認する流れが安心です。
給湯器のエラーコードは「異常内容」や「点検時期」を知らせるサイン
給湯器のエラーコードは、燃焼・給水・安全装置などの異常や、点検時期を知らせるための表示です。数字だけで原因を断定せず、メーカー名・型番・症状と合わせて確認しましょう。
通常のエラーコードは機種ごとに意味が違う
給湯器のエラーコードは、メーカーや機種によって意味が異なる場合があります。そのため、インターネット上の一覧だけを見て「この原因で間違いない」と決めつけるのは避けた方が安全です。
たとえばノーリツ公式FAQでは、エラー表示「111」について、燃料切れまたは部品の不具合により点火できなかったときに表示されると説明されています。そのうえで、まず他のガス機器が点火するか、ガスの供給状況を確認するよう案内されています。詳しくはノーリツ公式FAQで確認できます。
このように、エラーコードは「数字だけ」で判断するのではなく、メーカー名・型番・症状とセットで確認することが大切です。
「88」「888」は点検時期のお知らせとして扱われるケースが多い
給湯器のリモコンに「88」や「888」が表示されると、故障だと思って驚く方も多いかもしれません。しかし、メーカー公式情報では、これらは故障表示ではなく、点検時期を知らせる表示として案内されているケースがあります。
ノーリツは、給湯機器に「88」や「888」が表示された場合、これはエラーではなく点検のお知らせだと案内しています。詳細はノーリツ公式ページで確認できます。
リンナイも、使用期間が10年相当になると点検お知らせ機能が作動し、リモコン等に「88」または「888」を表示すると案内しています。詳しくはリンナイ公式ページをご確認ください。
パロマも、給湯器などで点検お知らせ機能が表示された場合、部品の劣化が進んでいる可能性があるため、点検または取り替えをすすめると案内しています。詳しくはパロマ公式ページで確認できます。
⚠️ 「88」「888」でも放置してよいとは限りません
「88」「888」は故障表示ではないケースが多いものの、長期間使用していることを知らせるサインです。使用できる場合でも、点検や交換時期を考えるきっかけとして扱いましょう。表示の意味は機種によって異なる可能性があるため、必ず取扱説明書やメーカー公式情報で確認してください。
点検表示と通常エラーは分けて考える
「88」「888」のような点検時期のお知らせと、「111」などの通常エラーは、分けて考える必要があります。
点検表示は、給湯器が一定期間使われていることを知らせるものです。一方、通常エラーは、点火できない、水が流れない、排気や安全装置に関する異常など、今起きている不具合を知らせている場合があります。
そのため、記事内でメーカー別の全コード一覧を丸ごと覚える必要はありません。大事なのは、表示された数字を正確に控え、公式情報で確認し、必要な相手に状況を伝えられるようにすることです。
リセットする前に確認したいこと
エラーコードが出たときに、リモコンの電源を入れ直したり、リセット操作をしたりすることで表示が消える場合があります。ただし、表示が消えたことと、原因が解消したことは同じではありません。
一度消えても、原因が解消したとは限らない
一時的な通信不良や操作タイミングによって、表示が消えることはあります。しかし、燃焼・給水・排気・安全装置などに関わる問題が残っている場合、同じエラーが再び出ることがあります。
取扱説明書で案内されている範囲の操作であれば確認できますが、何度もリセットして使い続けるのは避けましょう。特に、同じ番号が繰り返し出る場合は、給湯器が何らかの異常を知らせている可能性があります。
同じエラーが繰り返す場合は使い続けない
次のような状態がある場合は、無理に使い続けず、相談前メモを整理したうえで管理会社やメーカーなどに確認してください。
使い続けずに確認したいサイン
- 同じエラーコードが何度も表示される
- お湯の温度が急に熱くなったり冷たくなったりする
- 運転中に普段と違う音がする
- 給湯器本体や配管まわりから水漏れしている
- 焦げくさい、ガスくさいなどのにおいがある
- 警報器が鳴っている
「少し待てば直るかも」と思っても、安全に関わる症状がある場合は別です。お湯が使えない不便さよりも、まず安全確認を優先してください。
ガスくさい・焦げくさいときはリセットより安全確保を優先する
ガスくさい、警報器が鳴っている、焦げくさい、煙が出ているように感じる場合は、エラーコードの意味を調べるより先に安全確保を優先します。
東邦ガスネットワークは、ガスくさいときや警報器が作動したときの対応として、火気を使わないこと、換気扇や電灯などのスイッチに触れないこと、窓や戸を開けること、ガス栓を閉めることなどを案内しています。詳しくは東邦ガスネットワーク公式ページをご確認ください。
⚠️ ガスくさいときは電気スイッチにも触れない
ガスのにおいがする場合は、給湯器のリセットや電源操作よりも安全確保が先です。火を使わず、換気扇や照明などのスイッチにも触れず、窓を開けてガス栓を閉め、ガス会社などの案内に従ってください。
メーカー名・型番・取扱説明書を確認する方法
エラーコードの意味を確認するには、メーカー名と型番が重要です。数字だけで検索しても、メーカーや機種が違うと意味が合わない可能性があります。
まず見るのはリモコンより「給湯器本体の型番」
給湯器には、リモコンの型番と本体の型番があります。相談時に特に役立つのは、給湯器本体の型番です。
本体の型番は、屋外の給湯器本体に貼られているラベル、保証書、取扱説明書、賃貸住宅の設備資料などで確認できることがあります。マンションやアパートでは、ベランダ、玄関横のパイプスペース、共用廊下側の扉の中などに設置されている場合があります。
ただし、無理に高い場所をのぞき込んだり、工具を使ってカバーを開けたりする必要はありません。危ない場所にある場合は、リモコン画面や本体全体の写真だけでも用意しておきましょう。
メーカー公式サイトで取扱説明書やFAQを確認する
主要メーカーでは、型番から取扱説明書を検索できるページが用意されています。エラーコードの意味を確認するときは、非公式の一覧記事だけでなく、メーカー公式情報を優先しましょう。
- リンナイ:取扱説明書ダウンロード
- ノーリツ:取扱説明書ダウンロード
- パロマ:取扱説明書・資料ダウンロード
リンナイの取扱説明書検索ページでは、リモコンの型式以外に、使用中の給湯器本体の型式で検索できる場合があると案内されています。ノーリツの取扱説明書ページでも、製品名またはリモコン名で検索できます。
型番が分からない場合は写真を撮って相談する
型番が分からない場合でも、相談できないわけではありません。次のような写真を撮っておくと、相手が状況を把握しやすくなります。
型番が分からないときに撮っておきたい写真
- リモコン画面のエラー表示
- 浴室リモコンと台所リモコンの全体写真
- 給湯器本体の全体写真
- 本体に貼られているラベルや銘板
- 給湯器の設置場所が分かる写真
- 水漏れや変色など、気になる箇所の写真
賃貸住宅の場合は、管理会社に写真を送れるようにしておくと説明が早くなります。電話だけでは伝わりにくい表示や設置状況も、写真があると共有しやすくなります。
相談前にまとめたいメモ項目
給湯器のエラーで相談するときは、「お湯が出ません」とだけ伝えるよりも、状況を整理して伝えた方が話が早くなります。
最低限メモしたい7項目
相談前には、次の7項目をメモしておきましょう。すべて完璧に分からなくても大丈夫です。分かる範囲で整理するだけでも、相手が判断しやすくなります。
- 表示されたエラーコードや数字
- メーカー名
- 給湯器本体の型番
- お湯が出ない、追いだきできないなどの症状
- いつから発生しているか
- 給湯器のおおよその使用年数
- 賃貸、持ち家、分譲マンションのどれか
「使用年数」は正確でなくても構いません。入居時から付いていた、10年以上使っていそう、最近交換したばかりなど、分かる範囲で伝えましょう。
賃貸住宅なら管理会社に先に伝える内容
賃貸住宅の場合、給湯器は部屋の設備として扱われることが多いため、勝手に点検や交換を進める前に、管理会社または大家さんへ連絡するのが基本です。
メーカーやガス会社に直接確認する場合でも、費用負担や修理手配のルールがあるため、先に管理会社へ状況を伝えておくと安心です。ノーリツの点検案内でも、賃貸物件に入居している場合は持ち主または管理会社へ連絡するよう案内されています。
一人暮らしを始めたばかりで、住まいの設備確認に不安がある方は、名古屋で一人暮らしを始めるときの住まい・設備確認ポイントも参考になります。
電話・メールで使える相談前メモ例
管理会社やメーカーに伝えるときは、次のような形でまとめると分かりやすくなります。
💡 エラーコードは「給湯器からのメモ」のようなもの
エラーコードは、給湯器が「今こういう状態です」と知らせてくれているメモのようなものです。数字を消してしまうと、そのメモを捨ててしまうのと同じです。まずは写真で残してから、メーカー名や症状と一緒に伝えると、相談先も状況を把握しやすくなります。
相談文の例は次の通りです。
相談時に使えるメモ例
- 給湯器のリモコンに「〇〇」という数字が表示されています
- 表示は点滅しています、または点灯しています
- 台所ではお湯が出ますが、浴室では出ません
- 追いだきを押すとエラーが出ます
- 昨日の夜から同じ表示が出ています
- ガスくさいにおいや警報器の作動はありません
- 給湯器本体の写真とリモコン画面の写真を送れます
ガスくさい、焦げくさい、警報器が鳴っているなどの症状がある場合は、その点を必ず最初に伝えてください。
名古屋周辺で注意したい安全サインと相談先の考え方
給湯器のエラーコードは、単なる表示の問題ではなく、安全に関わる異常を知らせている場合があります。特にガス機器の場合は、におい・音・水漏れ・警報器の作動を軽く見ないことが大切です。
ガスくさい・警報器が鳴ったときは緊急対応を優先
名古屋周辺で都市ガスを利用している場合、ガスくさいと感じたときや警報器が作動したときは、東邦ガスネットワークなどの公式案内に従ってください。
このような場合は、エラーコードを調べるよりも安全確保が先です。火を使わない、電気スイッチに触れない、窓を開ける、ガス栓を閉めるなど、公式の案内に沿って行動しましょう。
異音・水漏れ・焦げくさいにおいがある場合は使用を控える
エラーコードが出ているだけでなく、給湯器本体から普段と違う音がする、水が漏れている、焦げくさいにおいがする場合は、使用を控える判断が必要です。
特に、燃焼に関わる異常や安全装置に関わる可能性がある場合、リセットを繰り返して使い続けるのは避けてください。症状をメモし、写真を撮ったうえで、管理会社やメーカー、ガス会社などの案内に従いましょう。
持ち家・賃貸・分譲マンションで相談先を分ける
相談先は、住まいの形によって変わります。迷ったときは、まず自分が給湯器の所有者かどうかを考えると整理しやすくなります。
賃貸住宅の場合
まず管理会社または大家さんへ連絡します。勝手に修理や交換を依頼すると、費用負担や手続きでトラブルになる可能性があります。
持ち家の場合
メーカー公式窓口、購入店、ガス会社など、状況に応じて確認します。型番・使用年数・症状を整理しておくと話が早くなります。
分譲マンションの場合
専有部分か共用部分か、管理規約や管理会社の案内を確認します。設置場所によっては、管理会社への確認が必要なことがあります。
経年劣化による事故を防ぐ制度として、経済産業省は長期使用製品安全点検制度を案内しています。対象製品や制度内容は改正により変わる場合があるため、詳細は経済産業省の製品安全ページで確認してください。
よくある質問(FAQ)
給湯器の「88」「888」は故障ですか?
多くのメーカーでは、点検時期のお知らせとして案内されています。ただし、機種によって表示の意味が異なる可能性があるため、取扱説明書やメーカー公式情報で確認してください。
エラーコードが出たらリセットしてもいいですか?
取扱説明書で案内されている操作の範囲なら確認できますが、同じエラーが繰り返す場合や異臭・異音がある場合は、何度もリセットして使い続けない方が安全です。
型番が分からないと相談できませんか?
型番が分かると話は早くなりますが、分からない場合でも、リモコン画面・給湯器本体・ラベル・設置場所の写真を用意すると相談しやすくなります。
賃貸住宅でエラーコードが出たら誰に連絡しますか?
まず管理会社または大家さんへ連絡するのが基本です。勝手に点検や交換を進めると、費用負担や手続きでトラブルになる可能性があります。
ガスくさいときもエラーコードを確認した方がいいですか?
いいえ。ガスくさい、警報器が鳴った、焦げくさいなどの異常がある場合は、エラーコードの確認よりも安全確保とガス会社などへの連絡を優先してください。
まとめ:給湯器のエラーコードは数字を残してから相談する
この記事では、給湯器のリモコンにエラーコードや「88」「888」などの表示が出たときの見方と、相談前に整理したい内容を解説しました。
- まず数字を消さずに写真で残す:表示された番号、点滅の有無、発生時刻をメモしておくと相談がスムーズです。
エラーコードは、給湯器が状態を知らせるための重要な情報です。
- 「88」「888」は点検時期のお知らせとして扱われるケースが多い:ただし、機種によって意味が異なる可能性があるため、公式情報や取扱説明書で確認しましょう。
故障表示ではない場合でも、長く使っているサインとして点検や交換時期を考えるきっかけになります。
- 何度もリセットして使い続けない:同じエラーが繰り返す、異音・異臭・水漏れがある場合は、使用を控えて相談することが大切です。
一時的に表示が消えても、原因が解消したとは限りません。
- 相談前メモを用意する:数字、メーカー名、型番、症状、発生タイミング、使用年数、賃貸か持ち家かを整理しておきましょう。
分からない項目があっても、写真があれば状況を伝えやすくなります。
- ガスくさいときは安全確保を最優先する:エラーコードの確認よりも、火気を避け、窓を開け、ガス会社などの公式案内に従ってください。
安全に関わる症状がある場合は、自己判断で使い続けないことが大切です。
給湯器のエラーコードは、焦って消すよりも、まず正確に残すことが大切です。数字と症状を整理しておくだけで、管理会社やメーカーへ相談するときのやり取りがかなりスムーズになります。

