名古屋城で降りて観光を続けたい人や、明るい時間の街並みを広く見たい人には昼便、名古屋高速からライトアップされた街を眺めたい人には夜便が向いています。2026年9月18日から10月24日までの期間限定運行で、乗車日が決まっている場合は当日券を前提にせず、事前予約を基本に考えましょう。
本記事は公開・更新日時点の情報をもとに整理しています。日程・料金・営業時間・チケット・交通情報などは変更される場合があるため、公式サイトや主催者発表もあわせてご確認ください。
- 昼便と夜便の料金・ルート・所要時間の違い
- 子ども料金と座席を使用する場合の条件
- 予約方法、乗車場所、名古屋城での下車、雨天時の注意点
あいち・なごやオープントップバス2026について、昼便と夜便のどちらを選ぶか判断できるよう、2026年7月16日時点の公式情報をもとに整理します。予約ページと行政発表で年齢区分の表記が異なる点も確認しておきましょう。(観光バスを初めて利用する人にも分かる内容です)
あいち・なごやオープントップバス2026の運行期間・時刻・料金
あいち・なごやオープントップバスは、屋根のない2階建てバスで名古屋市内を巡る観光ツアーです。地上約3メートルの高さから、普段歩いているときとは異なる視点で名古屋の街並みを眺められます。
運行期間は、2026年9月18日(金)から10月24日(土)までの37日間です。第20回アジア競技大会と第5回アジアパラ競技大会の開催時期に合わせた期間限定運行であり、通年運行ではありません。
運行期間、料金、販売方法の概要は、愛知県の公式発表で確認できます。
昼2便・夜2便の1日4便
各日、昼便2便と夜便2便の合計4便が予定されています。
- 昼便1便目:14時出発、15時到着予定
- 昼便2便目:16時出発、17時到着予定
- 夜便1便目:18時出発、19時25分到着予定
- 夜便2便目:20時出発、21時25分到着予定
昼便の所要時間は約60分、夜便は約85分です。ただし、道路の混雑や交通規制によってルートや到着時刻が変わる場合があります。到着後に食事や別の予定を入れる場合は、時間に余裕を持たせておきましょう。
昼便と夜便の料金・特徴を比較
昼便が向いている人
料金を抑えたい人、昼の街並みを見たい人、名古屋城で降りて観光を続けたい人に向いています。
夜便が向いている人
名古屋高速の走行体験や、ライトアップされた名古屋城・官庁街・名駅周辺の夜景を楽しみたい人に向いています。
| 比較項目 | 昼便 | 夜便 |
|---|---|---|
| 出発時刻 | 14時・16時 | 18時・20時 |
| 所要時間 | 約60分 | 約85分 |
| 大人料金 | 2,000円 | 2,500円 |
| 小人料金 | 1,000円 | 1,500円 |
| 主な特徴 | 大須・科学館・IGアリーナ・名古屋城での下車 | 名古屋高速・ライトアップ・夜景 |
| 名古屋城での下車 | 可能 | 不可 |
| おすすめの目的 | 昼の市内観光と名古屋城 | 高速道路の走行体験と夜景 |
昼便と夜便の大人料金には500円の差があります。料金だけで決めるよりも、名古屋城で降りたいか、名古屋高速と夜景を楽しみたいかで選ぶのが分かりやすいでしょう。
昼便と夜便のルートはどう違う?目的別の選び方
昼便と夜便は、出発時刻だけでなく経由地と楽しみ方が異なります。名古屋城への入場を予定している場合は、便の時刻にも注意が必要です。
昼便は大須・科学館・IGアリーナを巡る約60分コース
昼便の名称は「なごや満喫!王道パノラマコース」です。次の順番で名古屋市内を巡る予定です。
- Meieki Parkletで乗車
- FUJIなごや科学館
- 大須
- オアシス21・中部電力MIRAI TOWER
- 愛知県庁・名古屋市役所
- IGアリーナ
- 名古屋城(希望者のみ下車可能)
- 名古屋駅前で降車
科学館、大須、栄、官庁街、IGアリーナ、名古屋城と、名古屋中心部を広く回るルートです。名古屋城で降りずに最後まで乗車した場合は、公式コース案内では名古屋駅前が降車場所として記載されています。
名駅と栄の間を観光ツアーではなく移動手段として利用したい場合は、SRT名古屋の乗り方ガイドも参考にしてください。
夜便は名古屋高速とライトアップを楽しむ約85分コース
夜便の名称は「煌めくナイトビュー!なごや夜景満喫コース」です。主なルートは次のとおりです。
- Meieki Parkletで乗車
- 名古屋高速
- オアシス21・中部電力MIRAI TOWER
- 名古屋城
- 愛知県庁・名古屋市役所
- 名古屋駅前で降車
夜便では、名古屋高速の黄金から東新町までを走行します。ライトアップされたオアシス21、MIRAI TOWER、名古屋城、愛知県庁、名古屋市役所、名古屋駅周辺のビル群を車窓から楽しむコースです。
夜便の名古屋城は車窓観光となり、途中で降りることはできません。名古屋城へ入場することが目的であれば、昼便を検討してください。
昼便と夜便は見たい景色と次の予定で選ぶ
昼便・夜便の選び方
- 名古屋城で降りて観光を続けるなら昼便
- 大須や科学館、IGアリーナ周辺も見たいなら昼便
- 乗車時間を短めにしたいなら約60分の昼便
- 名古屋高速を屋根のないバスで走りたいなら夜便
- ライトアップや夜景を重視するなら夜便
- 夕食前に乗るなら18時便、夕食後なら20時便を検討する
名古屋在住者にとっても、地上約3メートルの高さから見る道路や建物は、普段とは異なる印象になる可能性があります。観光客だけでなく、いつもの名古屋を別の角度から見てみたい人にも選択肢となるツアーです。
大人・子どもはいくら?年齢区分と多言語ガイドの料金
基本料金は、昼便が大人2,000円・小人1,000円、夜便が大人2,500円・小人1,500円です。ただし、子どもの年齢区分については、行政の発表と実際の予約ページで表記に違いがあります。
小人料金の年齢は予約時に確認する
愛知県や名古屋市の発表では、小人料金の対象を「小学生以下の4歳から12歳」、3歳以下は座席を使用しない場合に無料と案内しています。
一方、名鉄観光バスの予約ページには「満12歳以上は大人料金」「小人料金は4歳以上12歳未満」「3歳未満の子どもが座席を使う場合は小人料金」と記載されています。
⚠️ 3歳・12歳は公式ページ間で表記が異なります
3歳や12歳の子どもが参加する場合は、実際の予約画面に表示される区分を確認してください。判断できない場合は、予約前にドラゴンズパック予約センターへ問い合わせるのが確実です。
座席を使わない幼児は大人1人につき1人まで無料
予約ページでは、大人の膝の上で乗車する幼児は、大人1人につき1人まで無料と案内されています。
子ども用に1席を確保する場合は、小人料金が必要です。予約時には「幼児(席有)」など、座席の有無に合った区分を選択してください。
家族で利用する場合の料金例
年齢区分の表記差に影響されない例として、大人2人、小学生1人、2歳児1人で試算すると次のようになります。
| 家族構成 | 昼便 | 夜便 |
|---|---|---|
| 大人2人+小学生1人 | 5,000円 | 6,500円 |
| 上記+大人の膝上で乗る2歳児1人 | 5,000円 | 6,500円 |
| 上記+座席を使用する2歳児1人 | 6,000円 | 8,000円 |
多言語音声ガイド機器の貸与を希望する場合は、利用する人に別途1,000円のサービス料が必要です。通常の乗車料金に無料で付属するものではありません。
年齢区分、幼児の座席、車いすでの乗車など、予約時の詳しい条件は、名鉄観光バスの予約ページで確認してください。
予約方法とMeieki Parkletの乗車場所
チケットは、オンライン予約、電話予約、Meieki Parkletの当日受付で購入できます。当日受付は空席がある場合に限られるため、乗車日時が決まっている人は事前に予約しておきましょう。
オンライン・電話・当日受付から購入できる
予約・購入方法は次の3種類です。
- オンライン予約:公式予約ページで日付と便を選択する
- 電話予約:ドラゴンズパック予約センターへ申し込む
- 当日受付:空席がある場合にMeieki Parkletの受付で購入する
オンライン予約には会員登録が必要です。公式FAQでは、Web予約は乗車当日の0時まで受け付けると案内されています。
電話予約の連絡先と受付時間は次のとおりです。
- 電話番号:052-365-1489
- 平日:10時から16時
- 土曜日:10時から15時
- 日曜日・祝日:休み
当日の座席を電話で確保することはできません。当日券を購入する場合は、直接Meieki Parkletの受付へ行く必要があります。
当日受付は空席がある場合のみ・キャッシュレス決済限定
空席が残っていれば、出発時刻の30分前まで受付カウンターで購入できます。ただし、当日の支払いはキャッシュレス決済のみです。
クレジットカード、QRコード決済、電子マネーが案内されています。現金だけを持って受付へ行かないよう注意してください。
事前予約では、クレジットカード決済、郵便振替、コンビニ払い、アプリ決済サービスを利用できます。ただし、出発日の6日前からは郵便局・コンビニ振り込みを選択できず、クレジットカード決済のみとなります。
出発時刻前までにキャンセルした場合は、全額返金されると公式FAQに記載されています。予約方法、支払い、キャンセル、当日受付の詳細は、あいち・なごやオープントップバス公式FAQをご確認ください。
乗車はMeieki Parklet、最後まで乗る場合は名古屋駅前で降車
乗車受付は、名鉄レジャック跡地のMeieki Parklet内に設けられる「Aichi-Nagoya OPEN TOP BUS受付カウンター」で行います。トレーラーハウス型の受付カウンターが目印です。
愛知県などの概要資料ではMeieki Parkletを「発着地」と表現していますが、詳細なコース案内では、Meieki Parkletが乗車場所、名古屋駅前が降車場所として掲載されています。
出発時刻の10分前までに受付を済ませ、最終旅程表または予約完了ページをスタッフへ提示してください。時間を過ぎると自動的にキャンセルとなります。
乗車場所の地図や最新のコースは、名古屋市観光情報のオープントップバス案内で確認できます。最終的な集合・降車場所は、予約後に届く最終旅程表を優先してください。
専用の待合室はなく、集合場所は屋外です。早く到着する場合も、当日の暑さ、寒さ、雨への対策が必要になります。
昼便で名古屋城に下車するときの注意点
名古屋城で降りられるのは昼便だけです。ただし、自由に乗り降りできる路線バスではなく、名古屋城で降りた時点でツアーは終了します。
名古屋城で降りる場合は乗車時に申し出る
名古屋城で降りたい場合は、当日の乗車受付時にスタッフへ申し出ます。夜便は名古屋城を通りますが、車窓から見るルートであり、途中下車の対象ではありません。
下車後は同じバスへ再乗車できない
名古屋城で降りた後、同じバスに再び乗って名古屋駅へ戻ることはできません。帰りは地下鉄や市バスなど、別の交通手段を利用する必要があります。
名古屋城からの移動にも市バスや地下鉄を利用する予定がある場合は、名古屋の一日乗車券・ドニチエコきっぷの解説も参考にしてください。
名古屋城へ入場するなら14時便を基本に考える
名古屋城の通常の開園時間は9時から16時30分までです。本丸御殿と西の丸御蔵城宝館への入場は16時までとなっています。
16時便は17時に名古屋駅前へ到着する予定で、名古屋城はコースの終盤にあります。そのため、通常の開園時間内に名古屋城へ入場する目的で16時便を選ぶのは現実的ではありません。
名古屋城への入場を組み合わせるなら14時便を基本に考え、当日の開園時間や特別イベントの有無を名古屋城公式ウェブサイトの利用案内で確認してください。オープントップバスの料金に名古屋城の観覧料が含まれるとの案内は確認できないため、観覧料は別途必要になる前提で準備しましょう。
複数の観光施設を回る予定がある場合は、あいち・なごや周遊観光パスポート2026の対象施設も確認しておくと、観光プランを組みやすくなります。
雨天・座席・ベビーカーなど乗車前の注意点
屋根のないバスであるため、一般的な観光バスとは異なる準備が必要です。雨天時の傘、座席、トイレ、荷物、子どもの参加条件を乗車前に確認しておきましょう。
雨天時はレインコートを着用し、傘は使えない
通常の雨の場合は、無料で配布されるレインコートを着用して乗車します。雨が降っていても、一般の乗客は屋根のない2階席へ案内され、1階席は利用できません。
⚠️ バス車内では傘を使用できません
走行中の安全を確保するため、傘の使用は禁止されています。安全運行に支障がある風雨や悪天候、気象庁から注意報・警報が発表された場合は、運行会社の判断で休止・中止となる場合があります。
交通規制による迂回や、車両故障による運休の可能性もあります。予約時だけでなく、乗車当日にも運行情報を確認してください。
座席の場所は選べず、奇数人数では相席になる場合がある
座席は当日に指定され、前方・後方・左右などの希望は受け付けていません。奇数人数で参加する場合は、別の参加者と相席になる場合があります。
一般の乗客は2階席へ案内されます。乗車後はシートベルトを着用し、係員から案内があるまで外さないようにしてください。街路樹の枝葉に触れたり、窓から手を出したりすることも禁止されています。
バス車内と受付場所にはトイレがなく、途中のトイレ休憩もありません。昼便は約60分、夜便は約85分乗車するため、受付へ向かう前にトイレを済ませておきましょう。
ベビーカー・大きな荷物・車いすの扱い
スーツケースなどの大きな荷物やベビーカーは、乗車中に限り受付で預かってもらえます。乗車時間より前から預けることはできません。
車いすでも参加できますが、介添人の同伴が必要です。車いす利用者は1階席へ案内され、予約ページでは1便につき1人に限られると案内されています。予約時に車いす利用であることを伝えてください。
ペットボトルや水筒など、フタ付きの飲み物は持ち込めます。それ以外の食べ物やアルコールの持ち込み・飲食はできません。
未成年者だけで参加する場合は条件を確認する
未成年者のみで参加する場合や、親権者以外の人が同行する場合は、未成年の参加者全員分の保護者同意書が必要です。
さらに、予約ページでは、旅行開始時点で15歳未満または中学生以下の参加者には保護者の同行が必要と案内されています。同意書だけで参加できるとは限らないため、子どもだけでの参加を予定している場合は、予約前に条件を確認してください。
乗車前の最終チェック
- 出発10分前までに受付できるよう移動する
- 最終旅程表または予約完了ページを用意する
- 乗車前にトイレを済ませる
- 天気予報と当日の運行情報を確認する
- 気温に合わせて暑さ・寒さ対策をする
- 大きな荷物やベビーカーの預け方を確認する
- 名古屋城で降りる場合は帰りの交通手段も決める
よくある質問(FAQ)
予約なしでも当日乗れますか?
空席があれば、出発時刻の30分前までMeieki Parkletの受付で購入できます。ただし、電話で当日の座席を確保することはできません。当日の支払いはキャッシュレス決済のみです。
昼便で名古屋城から再び乗車できますか?
再乗車はできません。名古屋城で降りた時点でツアーは終了します。帰りの地下鉄や市バスなどを別に確認しておきましょう。
16時便から名古屋城へ入場できますか?
通常の開園時間内に入場する目的であれば、16時便は不向きです。名古屋城はコースの終盤にあり、通常の開園時間は16時30分までです。14時便を検討し、当日の開園時間も確認してください。
雨が降った場合も運行しますか?
通常の雨では、無料配布されるレインコートを着用して2階席へ乗車します。ただし、安全運行に支障がある風雨、悪天候、注意報・警報などにより休止・中止となる場合があります。
座席は自由に選べますか?
座席の場所は選べません。座席は当日に案内され、奇数人数で参加する場合は相席になる可能性があります。
3歳・12歳の料金はいくらですか?
行政発表と予約ページで年齢区分の表記が異なります。実際の予約画面で選択できる区分を確認し、不明な場合はドラゴンズパック予約センターへ問い合わせてください。
未成年者だけでも参加できますか?
未成年者のみの参加には保護者同意書が必要です。また、15歳未満または中学生以下は保護者の同行が必要と案内されています。年齢と同行者の条件を予約前に確認してください。
まとめ:昼は名古屋城観光、夜は名古屋高速と夜景で選ぶ
あいち・なごやオープントップバス2026について、昼便と夜便の違い、料金、予約方法、乗車時の注意点を解説しました。
- 運行期間:2026年9月18日から10月24日までの期間限定です。
- 昼便:14時・16時発の約60分で、名古屋城で下車できます。
- 夜便:18時・20時発の約85分で、名古屋高速と夜景を楽しむルートです。
- 子ども料金:行政発表と予約ページで年齢表記が異なるため、3歳・12歳は予約時に確認が必要です。
- 予約:当日券は空席がある場合だけなので、日程が決まったら事前予約を基本にします。
- 乗降場所:Meieki Parkletで乗車し、最後まで乗る場合は名古屋駅前で降車するコースです。
- 雨天時:無料のレインコートを着用し、車内で傘は使えません。
名古屋城へ降りて観光を続けるなら昼便、ライトアップされた街と名古屋高速の走行を楽しむなら夜便が選びやすいでしょう。
運行ルートや受付条件は、交通規制や天候などによって変更される可能性があります。予約完了後は、最終旅程表と乗車当日の運行案内を確認してからMeieki Parkletへ向かってください。

名古屋在住。IT業界15年の経験を活かし、生活に役立つ情報を実体験ベースで発信しています。







